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COMMENT

般若

虹が落ちるならそのかけらを拾うという台詞に感銘を受けました。
コウヘイという人間性は誰の中にでも存在します。「優しさ」の価値観は永遠に考えさせられます。
そしてタツヒコの「真剣にやれ」
全てがこの言葉に尽きると思いました

(ラッパー/俳優)

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般若
山口隆

山口 隆

すべてのバンドに光あれ。
そこには切なさがあった、そこでは生命がむき出しだった。
街にさびしさが飛びかう。
さびしさ飛びかう速度が早すぎてキラッと光る。
そいつを希望と呼んだらキミは笑うだろうか。
笑われたってかまわない。
本当のことを叫ぶんだ。
さびしさ飛び交うあいだにそれがキラッと光るあいだに。
朝でも。
真夜中でも。
この街で。
音楽よ鳴り響いておくれ。
キミにあいたくて鳴らしてるんだぜ。
すべてのバンドに光あれ。

(サンボマスター / 唄とギター)

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JESSE

JESSE

バンドって皆んなの目にはどう見えてるんだろう?
なんとなく結成して熱が冷めるまで組むものに見えてるのかな?

バンドって1人じゃ組めないから面白くもあるし難しくもある
メンバー分の人生があって
メンバー分の理由がある
夢を追い続ける人もいれば
夢を手放す人もいる
それを全部背負って人生を共にするのがバンドだからこそ心が苦しくなるほど感情移入した。
“虹が落ちる前に”
見終わった後にこのタイトルが染みるんだよな〜
絶対に見て欲しい。

(The BONEZ / RIZE / E.D.O.)

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T$UYO$HI

バンドをやってる主人公の視点
それを支える彼女の視点
バンドメンバーの視点
登場はしないけど親からの視点
色んな視点で感情移入できちゃう映画

個人的には
こういう頃あったな…って
観てて正直ツラかったのと
監督&脚本のコウジって
こんなの作れちゃう奴なんだ?
こんな繊細な男なんだ?
っていう嬉しさがダブルで味わえた映画です

とにかく観た方がいいよ

(The BONEZ、Pay money To my Pain、Dragon Ash)

T$UYO$HI

長岡 大雅

KBC九州朝日放送アナウンサー

バンドは奇跡の集合体だ。

約2時間で表現するには、あまりにも波乱万丈過ぎた。それだけに、一瞬一瞬のシーンに感動が詰まっていて、最後の1秒まで目が離せない。渦中にいるのは、信じることをやめない、ひとりのバンドマン。周囲の環境に翻弄されながら、別れを受け入れながら、前に進んでいく。特に、光を目指すバンドマンと、闇を生きる幼馴染とのやり取りに胸が打たれずにはいられない。

バンドとは、職業なのか、趣味なのか、選択肢のひとつなのか、人生そのものなのか。人は失うことを経て、這い上がれるのかもしれない。人生とは、自分の決断を肯定できるように、ひた走っていくものだ。様々な問いや教訓がこの作品にはある。

見終わったいま、ライブハウスに人間模様を感じに行きたい。人色に輝く公平を観にいこう。

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長岡大雅

細美 武士

(ELLEGARDEN、the HIATUS、MONOEYES、the LOW-ATUS)

*ネタバレ注意

鑑賞中にふと気付いたんだけど、これ竜彦と公平はおんなじ人なんだろうな。どちらも監督自身。その相反しつつ補完しあうふたつの精神性を、絡み合う二人の男の物語として描いた手腕には思わず唸ってしまった。

表層に飛び込んでくる珠江と公平の切なくて儚いラブストーリーの裏には、二人の(一人なんだけど)男の情愛が巧みに隠されている。監督個人の人柄を知ればこそだが、その脚本力も含めてとても興味深く楽しませてもらいました。次作も楽しみにしています。

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細美武士
YOU

YOU

(タレント)

生せるような若い時間には、青々とした各々のまぶしさが、それ故にぶつかり合うなんとも言えぬやりきれなさが常につきまとっていて。

映像の中に映し出されるいくつものそんな時が、すべて私の、誰かの、あの時のように思えて、深く心に落ちてきました。

きっと、そこから踏み出したみたいな顔をしている私の、誰かの足元をたぐり寄せたら、みんな相変わらずな気がします。

そして、それがいい、だから匂うんだと、確信できた気がします。

美しい作品をありがとう。

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NAOKI

NAOKI

(10-FEET / アーティスト)

シビアな世界で生きているから生まれる葛藤。
不器用だからこそ人は人に惹きつけられるんやなぁ。


人間ってめんどくさいけど面白い。


バンドマンとしてもだが1人の人間としても共感する部分が多々あり、俺もまだまだオッさんの自覚を捨てて生きていかなあかんなって思ったわ。


美味いメシ食って酒呑んで語り合って。
明日こそはおもろい一日になったらええなぁ。

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masasucks

(FULLSCRATCH/the HIATUS/RADIOTS/J BAND / アーティスト)

『カッコつけて、カッコつかんかったり』


『必死になって、なんも見つからんかったり』


そんな時もあるけど。

未来に向かう足音ってあんがい強くて美しいもんよ。

 

て改めて教えてくれた

虹落ち、まじあーすぅー

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masasucks
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逹瑯

(MUCC Vo./アーティスト)

気持ちがわかりすぎていろんな感情が込み上げてくる映画だったなぁ。


いらいらしたり愛しくなったり羨ましくなったり。
ふと気がつけば沢山の場面に、言葉に自分を重ねていたりして。


映画を見ているのか、思い出を振り返ってるのかわからない不思議な経験でした。
音楽を作って頭の中に映像が浮かぶ事は沢山あるけれどオレにはこんなに綺麗に表現できないなぁと嫉妬を覚えながら最後までどっぷり楽しませて頂きました!
きっと誰もが同じ感じ方はしないんだろうけどオレの心には確かに響いた。

MUCC
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N∀OKI

(ROTTENGRAFFTY Vo./アーティスト)

夢を追ってる
バンドやってる
まだやってる
俺は絶対やれる
いつか掴んだる

そんな言葉と思い込みのみで
何とか安心と現状を保つのに
精一杯だった日々

何が正しい⁉️何が間違い⁉️
巻き戻らん空回る現実なんて
見ない聞かない何も言わない

失い続けて心すり減らして
いつの間にか八方塞がりの
奈落の底なしの底
這い上がる術は残りわずかな自分を信じきる強さと
諦めの悪さやろ

自分と時折重なる
瞬間がある映画

虹が落ちる前に

ホンマすげぇの創ったな

NAOKI

HISASHI

(GLAY Gt/アーティスト)

未だ何モノでも無い自分が思う、ただ貴重だった日々を。

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HISASHI

善し

(COWCOW/お笑い芸人)

人生で『これでいい、このままでええねん』と思ってしまう事は多々ある。若い時ならなおさら。

夢を叶える為にはそこからギアを一つ二つあげないといけない。
それはわかってるんやけど心の余裕の無さと時間の無さときっかけが無いせいにしてしまう。

『虹が落ちる前に』はいろんな人との出会いと別れがギアを少しずつ上げてくれていたあの頃を思い出させてくれました。

そして改めて「ギア上げて行かなかんなあ!!」
と思いました。

芸人を夢見るバージョンも作ってほしいわぁ。

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善し

もりもりもと

(ヤバイTシャツ屋さん Dr/アーティスト)

バンドマンの華やかなイメージの裏側にある苦悩や葛藤にリアリティがあり、胸が締め付けられる思いで鑑賞しました。
しかし主人公が様々な境遇の中で夢を追いかけ、音楽を届けようと成長する姿は強く、美しく、また背中をそっと押してくれるような優しさもありました。

「真剣に生きろ」
何かに迷ったり壁にぶつかった際には、この台詞を言われに何度も観たいと思います。
人生のバイブルになる素晴らしい映画に出会えました。

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もりもと
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渋谷龍太

渋谷龍太

(SUPER BEAVER Vo/アーティスト)

後ろめたいだけなら、バンド名くらい簡単に答えられるのにね。自分たちにちゃんと期待してるから「いや」とか「どうせ」とか言っちゃう。


格好悪い。でも凄くわかる。


アーティストなんて言葉はバンドマンには程遠い。それが良いよね、バンドマン。
やっても出来ないことばかりだし、殆どの夢は叶わない。だから、真剣にやらないと。

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(KEYTALK Vo/Ba. アーティスト)

KEYTALK首藤義勝

期待と不安みたいな簡単な言葉で片付けられがちな「夢を追う」を、ここまで生々しく描くことができるんだと驚きました。

どこか鬱屈とした雰囲気の中に心地よさを感じたのは、自分が経てきた過去と重なる部分が多かったからかもしれません。

形のない何かにもがきながら生活する感覚、その反発のエネルギーから歌詞やメロディーが生まれる感覚、そうして羽ばたいていった音楽が他の誰かに寄り添うことがいかに奇跡的なのか、忘れてはいけないなと感じました。

素敵な映画に出会えてよかったです。

首藤義勝

上手くいかない出来事が音楽の原動力となる。それが生々しい音楽という芸術を生み出す。


この映画を観て、私もまだまだ青春してるなと実感。

PUSHIM

(アーティスト)

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PUSHIM

「バンドごっこ」と主人公が言われた瞬間。不覚にも心に突き刺さり、その緊張を悟られない様に強張っている自分がいた。

今も何かを探している。

そしてそれはまだ見つからないし、見つけたくない気もする。自分のルーツを辿る2時間の旅になるかと思っていたが、今現在にも訴えかける素晴らしい映像体験だ。そして、いつまでもこの作品に緊張感と救いを抱き続けられる自分でありたいと思った。

 

koji君の中にここまで明確なビジョンが描かれていた事にも本当に驚いたし、眩しい。凄ぇよ。スタッフ、キャストの皆様。素晴らしいエネルギーとインスピレーションをありがとうございました。

 

傑作に敬意を込めて。

金子ノブアキ

(RIZE・RED ORCA/アーティスト)

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金子ノブアキ

HiDEX

(ベリーグッドマン/アーティスト)

ストーリーが始まった時からの伏線や、主人公の最初と最後の表情の違いなど、とても考え込まれている作品だなと感じました。

 

間の使い方なども好きで、

散りばめられた伏線や主人公以外の表情も楽しめるので、何度も観たくなります。

 

僕も同じく音楽を志す身として、

心の底に訴えるものがありました。

音楽を生業にする方にはもちろん、夢を見ている方へおすすめしたいです。

 

素晴らしい映画をありがとうございました!!

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HiDEX
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松崎健夫

(映画評論家)

人生は一方通行だ。幾重にも分岐した人生の路地を己が選択するものの、来た道を逆走することは許されない。後戻りはできないのだ。

 

『虹が落ちる前に』では、<駅>という印象的な場所が度あるごとに登場する。つまり、作品にとって重要なモチーフなのだ。列車は敷かれたレールの上を、或る特定の方向に向かって前進してゆく。その姿は、誰かが人生を歩むことを想起させる。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」や、その影響を受けた松本零士の「銀河鉄道999」がそうであったように、<鉄道>は人生のメタファーなのだ。それゆえ、レールから外れることは即ち、人生のドロップアウトを意味する。一度列車に乗ったら、目的地は決まっているからだ。一方で、待ち合わせたり、乗り換えたり、レールから外れたとしても、再び前進することが許されている。そういう意味で、この映画における<駅>は、人生の起点のようなものを視覚化させているのだと言える。時に出発点となり、時に回帰点にもなる。

 

音楽業界の厳しい現実を、『虹が落ちる前に』は人間関係における背信や激しい暴力を伴いながら描いている。そんな過酷さがありながら、どこか身近な物語に感じさせる所以。それは「人生は前進するしかない」という、誰にでも当てはまる真理を提示しているからにほかならない。どんな困難に直面しても、生き続けることを諦めない強さ。これは、観客それぞれにとっての<駅>を悟る、人生の物語なのだ。

松崎健夫

古閑裕

(音楽レーベル KOGA RECORDS代表 / ROCKET K)

僕らバンドマンの日常の生活風景が何気なく描かれているようで、その奥の闇の部分と華やかな部分との鋭い対比表現がこの作品の本質であり、若かりし日の無骨な愛と友情の表現方法、そして裏切り、別れ、新たなる旅立ち。私自身が生きてきた人生の節々を今一度振り返ってしまいたくなる、そんな青春映画に出会いました。

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KOGA
MEGUMI
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MEGUMI

(女優)

合理的な事ばかりを目指す今、
「ロマン」が、これほどに人を突き動かし、日々を彩るという事を突きつけられた作品でした。
ロマンといえばバンドマンという事で、バンドマンに囲まれている私としては、彼らは時にとても面倒臭いのですがw
やはり最高なんです。

やべきょうすけ

(俳優)

この映画を観て、俺自身が映画のどういったところが好きなのか、改めて分かった!
映画館という特別な空間、作品と正面から向き合い、作品の世界観に入り、物語と登場人物や背景を思考し想像していく…。映画には色がある!

 

その色こそが作品に携わる人々の伝えたいものであり『虹が落ちる前に』というタイトルの落ちるという表現もまた、その色となる。多くを語りたいが、それはまだ出来ない。
でも、この作品を観た方と語り合ってみたい。


簡単に台詞で説明してしまえば分かりやすいが、それをせず、それでいて観ていけば自然と幾つもの思考が生まれる。どれが正解なのか、観た人が、この作品をどう観ていたかで決めれる。それはまるで、音楽のように、生み育んで演奏する者と、聴く者の人生経験や今の自分の気持ちで、どうにでも捉えることが出来る。
そんな違いを楽しむことが出来るのも、この映画と音楽は共通し繋がっている気がした。


勉強不足で、この作品に出ている役者達の殆どを知らなかった…。
でも、この作品を観て、まだまだ素晴らしい役者が沢山いることを知れた!
そして、それを演出した監督の映画や役者にたいしても素敵な愛を感じた!
いつか、こういう作品に携わってみたいと心が強く奮えた。

やべきょうすけ
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Kj

Kj

(Dragon Ash・TheRavens/アーティスト)

バンドマンの理想も失望も、確証のない将来も残酷な現在位置も、当事者や関わる全ての人々の平凡な日々や劇的な瞬間が一貫して儚くロマンチックに描かれている。


それでも世界は美しいと、僕らには奈落の底で夢を描く価値があるのだと。


何か久々に逢う大切なバンド仲間と朝まで語らい飲み明かした後の感じ...

 

まぁそりゃそうだわなwww

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JQ

JQ

(Nulbarich/アーティスト)

長い年月の移り変わりを描いている作品とは思えない、その瞬間瞬間の刹那に潜り込むような時間が流れていて、いつの間にかそこに居るような感覚になり、作品の中で描かれている喜怒哀楽を共有した感覚ではなく、描かれていないその間の感情のグラデーションに共存した感覚でした。


日常では当たり前で、ほとんどの映画では表現されない曖昧さがしっかり描かれていて、脚本、演技、画、どこをとっても生々しく繊細で美しい作品でした。”観る”ではなく”居る”感覚になれるこういう作品がもっともっと沢山の人の元に届いていく事を心から願ってます。


そして、監督をはじめとするキャスト、スタッフ、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。 
素敵な時間をありがとうございました。

P.S  監督へ 
もう長いこと面倒みてもらっちゃってますが、いつも刺激を与えてくれてありがとうございます。お好み焼き屋から始まり映画館まで沢山の景色を見せてもらいました。これからも僕を色んな所に連れて行って下さい。

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